2013年 新しいことを始めましょう♬

あけましておめでとうございます。

みなさま、楽しいお正月をお過ごしのことでしょう。

 

お正月といえば、わたしも20数年ずっとお節を作り続けてきましたが、近年はこれを卒業し、大好きな先生のカウントダウン・ライブに参加するようになりました。同じスクールの友人たちと、思いっきり歌ったり踊ったり。みんな年齢も境遇も環境も異なりますが、その習い事と教わっている先生方のことが大好き♥というその一点で、密接につながっている友人たちです。こんな年齢になってから知りえた友人たちと、こんなに熱い時間をともに過ごせるなんて、このうえなく感慨深いです。

 

まして、大好きな先生はご自分にとても厳しい姿勢でおられます。はるかにお若いながら、その真摯なお姿やパッションの熱さにはいつも感銘をうけて思いを新たにせずにはおられません。はい。誠によい師を抱いたものだと思います。

この出会いには、本当に、心から感謝しています。(せんせー、ありがと♥)

 

そして、自分がこんなふうに習い事をしていて何よりも良かったのは、学んでいても教えていても、教わる自分と教える自分の両方がそこにいて、両者の視点から自分の言葉や行いをたびたび反芻したり反芻したり反芻したり――反芻しかしていないのか^^;――その振返りにある気がします。その都度、どぎまぎして大汗かいたり慌てたり。何が良かったか悪かったかなんて、そう簡単に結論付けられるものではないんですが、反芻しまくること自体が、自分には大事なように思えます。簡単に答えが読めるものなど、考えるに値しないですしね。

 

本当に、この両者の立場に身を置くことの大切さといったら。

この仕事には欠かせない視点や感性を見出せるような気がしているのですが、まだまだ思索が浅すぎて、その重要性をじぶんの言葉で語れるには至っておりません。でも、ずっと考えちゃうことでしょう。心の中のもやもやを考えるのって、お金も場所もいらないのにこの上なく楽しいですからね! 

 

そこで、今年は年頭にあたり、一つお節介を焼こうかと思います。

もしも皆さんに、ずっとしたいことがあったのに、すっかり忘れ、機を逸して現在(いま)になってしまったとお感じになることがあったら、今年はぜひお始めになってみませんか? 

 

とかくお稽古ごとは、真剣に取り組めばとりくむほど、実り多きものだと思います。 (あ゛ー、わたくしの実態を打ち明けるなら、自分に乗り越えられない重い足かせがありまして、なかなか伸びませず、その一点に悩み苦しみ、克服する術がわからなくて涙し、それでも年月を重ねるうちに、ささやかですが歩みを体感することもあり、そしてまた次の課題に目を向けて練習を重ねるような、そんなレベルであります)

 

しかし、得られるものは芸事の伸びだけでないですよね。かけがえのない新たな人間関係にも恵まれるものだと思います。カリスマ性のある素晴らしい師の周りには、自ずと素敵な側面をもった方々が集います。どんな関係であれ、緻密で濃厚なおつきあいを育てていくのには時間も労力もかかりますし合間の苦労も半端ではありませんが、そのプロセスそのものが、自分を違った方面から豊かに変革してくれるものだと思います。いわば、土壌の天地返しのようなもの。自分の生き様を代弁するものでもあります。

 

どうでしょう。

忙しい日々とはいえ、少しずつでも時間をひねり出し、新しい出会いと研鑽の場を求めてみられてはいかがでしょうか。

 

人生は短い。それでいて長い。

やりたかったのにな……なんて愚痴ってる暇はありません。

やりたいことがあったなら、ぜひ「いま」始めてみましょうよ。

やったことがないことを、この機に一度は試してみませんか? 

 

皆さまに、かつてない喜びと、この上なきご多幸がありますように。